湘南美容クリニックで活躍する医師の3つの特徴|SBC採用担当者インタビュー
美容医療への転職を考えたとき、
「自分は美容に向いているのだろうか」「どんな先生が活躍しているのだろうか」「保険診療から転科しても大丈夫なのだろうか」
そんな不安を抱く医師は少なくありません。
SNSやインターネット上ではさまざまな情報が発信されていますが、実際に多くの医師の採用や教育に携わっている立場から見た「活躍する医師の特徴」を知る機会は多くありません。
そこで今回は、湘南美容クリニックをはじめ、SBCメディカルグループ(以下「SBC」)が経営支援を行うクリニックネットワークで、医師の採用・育成に携わるドクター採用担当者にインタビューを実施。
美容医療で成長する医師の共通点や、採用時に重視しているポイントについて伺いました。
美容医療業界で成長する医師に共通する3つの特徴
──まず、美容医療業界で成長する先生に共通する特徴を教えてください。
採用担当:いろんな先生を見てきましたが、やっぱり活躍される先生には共通点があるなと思います。もちろん技術だったり知識だったりも大事なんですが、それ以上に人としての部分が大きいです。
特に湘南美容クリニックで活躍されている先生を見ていると、
素直さ
明るさ
前向きさ
この3つはかなり共通していると思います。
実際、採用の仕事をしていると、「この先生は伸びそうだな」
と思うことがあるんですが、そういう先生はだいたいこの3つを持っています。
逆に経歴がすごかったり、優秀そうに見えたりしても、この部分が弱いと意外と苦戦することもあります。湘南美容クリニックは変化も多く、スピード感のある環境です。
だからこそ、自分のやり方に固執するのではなく、新しいことを受け入れたり、周りと協力したりしながら前に進める人が結果的に成長している印象がありますね。
① 素直さ
──まず「素直さ」について教えてください。
採用担当:一番大事なのは何ですかと聞かれたら、私は「素直さ」だと思っています。
美容医療って思っている以上に変化が早いんです。新しい取り組みもありますし、お客さまのニーズも常に変わっています。
だからこそ、「まずやってみる」
という姿勢がすごく大事なんですね。
伸びる先生って、自分の考えがないわけではありません。
ただ、自分の考えにこだわる前に、一度受け止めて実践してみるんです。「なるほど、まずやってみます」
という姿勢ですね。
実際に活躍している先生ほど、周りから学ぶのが上手です。湘南美容クリニックには学べる先生がたくさんいますし、社内では「TTP(徹底的にパクる)」という言葉を使うこともあります。
もちろん、ただ真似をするという意味ではありません。
うまくいっている先生がどんな考え方をしているのか、どんな行動をしているのかを学び、自分でも実践してみる。
そうやって素直に吸収できる先生は成長が早い印象がありますね。逆に、何か新しいことを始める前から「でも私はこう思います」
となってしまうと、どうしても成長のスピードはゆっくりになりやすいと思います。
② 明るさ
──2つ目の「明るさ」についてはいかがでしょうか。
採用担当:明るさもすごく大切だと思います。
もちろん無理に盛り上げたり、話し上手である必要はありません。
ただ、活躍されている先生を見ていると、周囲を前向きな雰囲気にできる方が多いですね。湘南美容クリニックは変化も多く、日々新しいことに挑戦する場面があります。
そんな中でも前向きに周囲へ声をかけたり、チームを引っ張ったりできる先生には自然と人が集まる印象があります。
リーダーシップというと特別な能力のように聞こえますが、実際は周囲を明るく前向きにできることも大切な要素だと思います。
③ 前向きさ
──3つ目の「前向きさ」とはどのようなことでしょうか。
採用担当:美容医療に限らずだと思いますが、新しい環境に入れば誰でも壁にぶつかります。最初から何でもできる先生なんていません。
だからこそ、その時にどう考えるかが大事なんですよね。
活躍されている先生は、「できない理由」
よりも、「どうしたらできるか」
を考えていることが多いです。
例えばお客さまとのコミュニケーションでも、最初は上手くいかないこともあります。
でも、「向いてないかも」
で終わるのではなく、「次はこうしてみよう」
と考えられる。そういう積み重ねが後々大きな差になると思います。
実際、長く活躍されている先生ほど前向きですし、挑戦を楽しんでいる方が多い印象ですね。
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経験や出身科よりも大切なこと
──美容医療への転職を考えている先生の中には、
「美容経験がないので不安です」「自分の出身科でも大丈夫でしょうか」
という相談をされる方も多いと思います。
採用担当:かなり多いです。
ただ、正直なところ採用の段階で一番気にしているのは出身科ではないんです。もちろん医師としての経験は大切ですし、それぞれの科で培った強みもあります。
ただ、実際に入職後の成長を見ていると、必ずしも経歴と活躍が比例するわけではないんですよ。
例えば最初からすごく目立つ先生もいますし、逆に入職時はそこまで目立たなくても後から大きく成長する先生もいます。
だから採用では経歴だけではなく、その先生の人柄や考え方も大切に見ています。
──そうすると、美容医療の経験がない先生でも挑戦できる可能性は十分あるのでしょうか。
採用担当:そう思います。
もちろん学ぶことはたくさんあります。ただ、実際に活躍されている先生を見ても、最初から美容医療の経験が豊富だったわけではありません。
経験以上に、素直に学ぶ姿勢周囲とのコミュニケーション前向きに取り組む姿勢
こうした部分の方が成長に影響していると感じます。
お客さまへの配慮だけでなく、スタッフへの配慮も大切
──具体的にはどのような部分を見ているのでしょうか。
採用担当:お客さまへの接し方はもちろんですが、スタッフへの接し方も見ています。
実際に活躍している先生は、職種に関係なく周囲への配慮が自然にできる方が多いですね。
医療は一人で提供するものではありません。だからこそ周囲との信頼関係を大切にできるかは、非常に重要だと思っています。
実際に活躍している先生は、感謝や気遣いを自然に伝えられる方が多いですね。そうした積み重ねが、院内の信頼関係にもつながっているのだと思います。
長く活躍する先生が大切にしていること
──長く活躍されている先生に共通点はありますか。
採用担当:これは個人的にもすごく感じるんですが、長く活躍されている先生って、技術面だけじゃなくて、人としても成長し続けている方が多いんです。
最初は誰でも、「もっと成長したい」「技術を身につけたい」
という気持ちが強いと思います。
それはすごく大事なことです。
ただ、長く活躍されている先生を見ていると、あるタイミングから少しずつ考え方が変わっていくんですよね。
以前は自分の成長が一番だった先生が、「お客さまのために何ができるだろう」「スタッフのために何ができるだろう」
ということを考えるようになる。
社内ではよく、「For meからFor youへ」
なんて話をすることもあります。
自分がどう評価されるかよりも、相手のために何ができるかを考えられるようになると、自然と周りからの信頼も集まってくるんです。
長く活躍されている先生ほど、そういう視点を持っている印象がありますね。
保険診療と美容医療で求められるものの違い
──保険診療から美容医療へ転職を考えている先生も多いと思います。保険診療と美容医療では求められるものに違いはありますか。
採用担当:もちろん共通する部分も多いです。
お客さまと向き合う姿勢や医師としての責任感はどちらも変わりません。ただ、美容医療ならではの特徴もあると思います。
技術だけではなく信頼関係も重要になる
採用担当:保険診療では、患者さまが症状や病気を治したいという目的で来院されます。
一方で美容医療の場合は、お客さま自身が悩みを解決するために来院されます。なので、施術の説明だけではなく、お客さまの悩みや希望をしっかり理解することが大切になります。
当たり前ですが技術は必要です。ただ、それだけではなく、
「この先生なら相談しやすい」「この先生なら安心できる」
と思っていただくことも重要になります。
まずはお客さまを知ろうとする姿勢が大切
──美容医療ならではの難しさはありますか。
採用担当:最初はどうしても施術の説明や知識の習得に意識が向きやすいと思います。ただ、それ以上にお客さまの話を聞くことが大切な場面もあります。
お客さまが何に悩んでいるのか。なぜその施術を検討しているのか。どんな理想を持っているのか。
そうした背景を理解しないまま説明だけをしてしまうと、なかなか信頼関係は築けません。
活躍されている先生を見ていると、まずお客さまを知ろうとしています。その上で一人ひとりに合わせたコミュニケーションを取られている印象がありますね。
なぜ湘南美容クリニックには成長できる環境があるのか
──ここまで活躍する先生の特徴を伺ってきましたが、湘南美容クリニックにはどのような成長環境があるのでしょうか。
採用担当:一つは学びと経験の両方を積みやすいことだと思います。
美容医療は学び続けることが大切な業界ですし、実際の診療を通じて経験を積むことも欠かせません。
湘南美容クリニックにはさまざまな先生が在籍していますし、多くのお客さまと向き合う機会もあります。だからこそ成長したい先生にとっては学びや経験を積みやすい環境だと思います。
活躍している先生の考え方に触れられる
採用担当:先ほどの素直さの話にもつながるんですが、湘南美容クリニックには多くの先生が在籍しています。
そのため、活躍されている先生の考え方やお客さまとの向き合い方に触れる機会も多いと思います。
例えば、「お客さまとどう向き合っているのか」「どんな工夫をしているのか」
そういったことを学びながら、自分の診療にも活かしていけるんです。
だからこそ、「まずやってみよう」
と思える先生は成長が早いですね。
多くの経験を積める環境がある
採用担当:もう一つは経験を積める環境だと思います。
美容医療って、やっぱり実際にお客さまと向き合う中で学ぶことがすごく多いんです。その中でさまざまな症例やお客さまに触れることで、自然と経験値も増えていきます。
もちろん経験するだけで成長するわけではありません。
ただ、その経験を次に活かそうと考えられる先生にとっては、とても成長しやすい環境だと思いますね。
成長したい人には挑戦できる機会が多い
採用担当:結局のところ、環境だけで成長できるわけではありません。
ただ、「成長したい」「もっと良くなりたい」
という気持ちを持っている先生にとっては、挑戦できる機会が多い環境だと思います。
実際に活躍されている先生を見ても、最初から特別な経歴や経験があったわけではありません。日々の診療や学びの機会を活かしながら、一つひとつ積み重ねて成長されている方が多い印象ですね。
▶ 関連リンク:湘南美容クリニックの医師求人を見る(勤務地・診療科目から探せます)
見学会は選考の場ではなく相互理解の場
──湘南美容クリニックでは見学会を実施されていますが、見学会にはどのような目的があるのでしょうか。
採用担当:見学会というと、「評価される場」「選考の一部」
というイメージを持たれる先生も多いのですが、私たちは少し違う考え方をしています。もちろん選考につながるきっかけではありますが、それ以上に大切なのは相互理解だと思っています。
私たちが先生を知るだけではなく、先生にも湘南美容クリニックを知っていただく。そのための場ですね。
見学会で確認してほしいのは「自分に合う環境かどうか」
──先生側にはどのような視点で参加してほしいと考えていますか。
採用担当:まずは、「自分に合う環境かどうか」
を見ていただきたいです。
ホームページやSNSだけでは分からないこともたくさんあります。実際に現場を見ることで、
どんな先生が働いているのかどんなスタッフがいるのかどんな雰囲気なのか
といった部分が見えてきます。
美容医療への転職は人生の中でも大きな決断の一つです。だからこそ、求人票だけで判断するのではなく、自分の目で確かめてほしいと思っています。
採用担当が見ているのは経歴よりも価値観
──見学会ではどのような点を見ているのでしょうか。
採用担当:もちろん先生の経歴も確認します。
ただ、それ以上に、「どんな考えを持っているのか」
を知りたいと思っています。
例えば、なぜ美容医療に興味を持ったのかどんな医師になりたいのか将来どのようなキャリアを考えているのか
そういった部分ですね。
研修医だから有利・不利ということもありません。実際に若手の先生も多く活躍されています。
経験年数よりも、「なぜ美容医療なのか」
が自分の中で整理できていることの方が大切だと思っています。
ミスマッチをなくすことが一番大切
──採用活動で特に大切にしていることはありますか。
採用担当:ミスマッチをなくすことです。
入職してから「思っていた環境と違った」
というのは、先生にとっても私たちにとっても良いことではありません。
だからこそ見学会では、良い部分だけを見せるのではなく、できるだけリアルな現場を見ていただきたいと思っています。
実際に働いている先生やスタッフの様子を見たり、質問したりしながら、「自分はここで働くイメージが持てるか」
を考えていただきたいですね。
美容医療業界の競争環境をどう考えるべきか
──最近は美容医療業界への参入も増えています。業界全体の競争環境についてはどのように考えていますか。
採用担当:確かに業界全体で見ると競争は激しくなっています。
美容クリニックも増えていますし、開業される先生も増えています。異業種から参入する企業もあります。
そういう意味では、以前と比べて競争環境が変化しているのは事実だと思います。
業界全体と勤務医の環境は分けて考えるべき
採用担当:ただ、業界全体の話と、実際にクリニックで働く環境の話は分けて考えた方がいいと思っています。
例えば個人で開業する場合は、
集客
採用
教育
経営
など、診療以外にも考えなければならないことがたくさんあります。
一方で組織の中で働く場合は、診療や成長に集中しやすい環境があります。
ですので、「業界全体の競争が激しいかどうか」
だけで判断するのではなく、「自分がどのような環境で成長したいのか」
という視点で考えることが大切だと思います。
メディステージは、湘南美容クリニックをはじめ、SBCが経営支援を行うクリニックネットワークにおける採用・育成の現場で培われた実践知を、一人でも多くの医師のキャリア選択に役立てたいと考えています。個々の医師がより良い環境に出会い、納得して活躍できること。その積み重ねが、美容医療業界全体のより良い循環につながると信じています。
まとめ|まずは現場を見て、自分に合う環境か確かめてほしい
今回のインタビューを通じて印象的だったのは、美容医療で成長する医師に必要なのは特別な経歴ではないということでした。
湘南美容クリニックをはじめとするSBCの採用担当者が挙げた共通点は、
素直さ
明るさ
前向きさ
の3つです。
実際に活躍している先生方も、最初からすべてができたわけではありません。新しいことを学び、周囲と協力しながら経験を積み重ねることで成長されています。
また、採用担当者が繰り返し話していたのは、「見学会は選考のためだけの場ではなく、相互理解の場である」
ということです。
美容医療に興味はあるものの、
自分に向いているか分からない
実際の現場を見てから考えたい
まずは話を聞いてみたい
という先生もいると思います。
そのような方は、まず見学会で実際の雰囲気や働く先生たちの姿を見てみるのも一つの方法です。求人票やWeb上の情報だけでは分からないことも、現場を見ることで見えてくるかもしれません。
自分に合う環境かどうかを知るためにも、まずは一度現場に足を運んでみてはいかがでしょうか。まずは話を聞くところから。今すぐの転職でなくても構いません。
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